スーパースカルプ発毛センター佐久平店の小林です。

今回はストレスと薄毛の関係について解説します。

ストレスは万病のもとと言われますが、薄毛やAGAに関してもストレスは良くないというのが一般的に知られています。

・不眠症
・肩こり
・アレルギー

薄毛も招くこういった症状ですが、根本の原因は「自律神経の乱れ」で、過度なストレスはこの自律神経の乱れを引き起こす元凶となります。

抜け毛の原因は栄養不足が大きい

薄毛を予防するには、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの栄養素がバランスよく必要です。サプリメントを飲んでいる方も多いでしょう。

しかし、いくら食事の内容を気を付けていても、うまく栄養吸収されなければ意味がありません。

食後に胸焼けを覚えたことはありませんか?

それは胃酸が出過ぎているからではなく、胃酸が足りず消化不良を起こしているからなのです。特に日本人は欧米人と比べると胃酸の量が少ないと言われています。

消化が不十分で食べたものの栄養の吸収が悪い状態が続くと、髪が栄養失調の状態になって薄毛が進行してまいます。

「何を食べるか?」も大事ですが、「いかに消化吸収をよくするか?」に着目してみましょう。

ストレスが栄養吸収に悪影響

薄毛の原因で言うところの「自律神経の乱れ」とは「交感神経優位」の状態のことを指します。

自律神経は日中の活動的な時間帯に優位になる「交感神経」と、睡眠時や休息中などに優位になる「副交感神経」の二つから成っており、本来はそれぞれがシーソーの様にバランスよく働いています。

消化や栄養の吸収などの内臓の働きが活発になるのは「副交感神経」が優位になっているときですので、大半の人は食後はゆっくり過ごし、眠気さえも起こるものです。

しかし、ストレスで交感神経が高まり過ぎると、副交感神経の働きが弱まり、食べたものの消化・栄養の吸収が悪くなってしまいます。

髪に必要な栄養素は臓器にとっても同じで、生命維持に直結する臓器への栄養供給が優先され、臓器に足りない栄養素が髪、肌、爪などからまわされるために薄毛になってしまうのです。

深呼吸と水分補給でリラックス

当店に相談に来られるお客様も、自律神経のバランスが乱れている方が多いです。

慢性的に緊張状態になっている交感神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にする方法はたくさんありますが、誰でもすぐに実践できる2つをご紹介します。

深呼吸(腹式呼吸)

ストレスを感じているときは呼吸が浅くなっているため、腹式呼吸による深呼吸をすることで高ぶった交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にすることが出来ます。

やり方としては、まず3秒間お腹いっぱいに鼻から空気を吸います。そして口からゆっくりと8秒~10秒かけて空気を吐き出します。

この時、お腹をへこませて吸った空気を全部吐き切るのがポイントです。

一番、副交感神経が優位になっているのが寝ているときなのですが、その時よりも深くゆっくりとした呼吸をすることで、意識的に副交感神経を優位にすることが出来ます。

イライラを感じたら深呼吸・・・これも自律神経の乱れを防ぐという意味で立派な薄毛対策になります。

こまめな水分補給

お客様の中でも意外と皆さん気を付けていない盲点が、「水分不足」で、水を飲む習慣がない方がほとんどです。

人間の体は60%が水分でできているだけに、水分が不足すると体に様々な弊害が生じます。

その一つが自律神経の乱れです。水分が不足すると、交感神経が優位になりイライラや原因不明の体調不良を招きます。

飲み方としては、なるべく冷たくない常温の水を1時間に1回、湯飲み茶わん1杯程の量を、1日20回飲みます。

そうすると1日2リットルの水を摂取出来て自律神経が整い血液もサラサラになり、髪だけでなく肌質の改善にもつながります。

薄毛の原因を排除する生活習慣を

いかがでしたか?ストレスが薄毛の原因になると言っても栄養の吸収にまで関係するとは思わなかった。という方も多いのではないでしょうか?

薄毛だけでなく、あらゆる病気は「栄養不足」から起こります。

食品添加物や、土壌の問題で同じ野菜でも昔よりも栄養素が薄くなっているといわれ、ただでさえ栄養不足になりがちです。

また、スマートフォンの普及、SNSの普及により自律神経も乱れやすい現代です。

今日ご紹介した内容を参考にして頂きながら、食べた物が効率よく髪まで栄養として行き届くような生活を心がけましょう。